
シーズン1、エピソード3: 桜子(松嶋菜々子)のことが吹っ切れない欧介(堤真一)が、佐久間(西村雅彦)ら悪友たちから「所詮お前とは縁がなかった」などと励まされている時、衝動的に婚約した桜子は、東十条(東幹久)の両親に紹介され、「今時珍しい大和撫子」などと両親にも気に入られていた。 しかし、その後すぐに若菜(矢田亜希子)、なみ(須藤理彩)らを誘い、合コンへ出かける。入籍の日まで、前向きにお金持ちを捜そうという桜子に、皆はあきれるばかり。 帰宅途中の桜子が自宅近くで、以前に振った男に襲われそうになる。偶然、欧介が通りかかり、桜子は素早く身を翻し、欧介の腕を取り「この人と結婚するの」と。 ストーカー男が去った後、欧介は「あなたは年収でしか人を見ないのか。愛情は・・・・・・?」と尋ねてみた。すると桜子は「愛情で人は幸せにならない。デートは男を査定するものと考えている」とキ然。棲む世界が違う人だと欧介は思うのだった。 欧介が帰宅すると、退院した富士子(市毛良枝)が二階に「可愛いスチュワーデスが来ているヨ」と欧介に。欧介が部屋にはいると若菜だった。若菜は欧介を好きだったのだ。 粕屋(筧利夫)と花房(押尾学)を両天秤に駆けはじめた なみ。それぞれに恋愛模様があるようだ。 桜子は、東十条との婚約を祝う医者仲間のパーティへ出向く。会場は魚春の卸し先のレストラン。たまたま配達に来た欧介を東十条は、目ざとく見つけ、勝ち誇ったように欧介を会に招き入れる。とまどう欧介に、冷たい微笑をかえす桜子。 その帰り、欧介は桜子の家の近くでまたストーカー男を見つけた。「いい加減にした方が・・・・・・」と注意する欧介に男は殴りかかってきた。そこへ桜子が帰宅。男は姿を消しており、先ほどのパーティにも顔を出した欧介に、桜子は「つきまとうのはやめて。二度と私の前に現れないで」と言い放つ。ところが桜子は突然その場にバッタリ倒れた。欧介は桜子を佐久間の病院に運んだ。