シーズン1、エピソード2: 桜庭組の組員だった前園悠斗(水元秀二郎)は、竜造寺一家との抗争に敗れ、一人戦いを挑むが刑事に取り押さえられ刑務所へ。それから4年。桜庭組組長(松田優)も自決した今となっては、堅気の道を歩み始めるしかない。一方、構成員2万人を擁する大組織竜造寺一家と、構成員百人足らずの火明組の抗争は激しさを増す。勝負の行方は明らかだが、火明組のヤクザの血が簡単に白旗をあげることを許さない。悠斗の幼馴染の涼介(浜田大介)の親侠会は、火明組の応援に駆けつける。激化する抗争に、否応なく巻き込まれてゆく悠斗。元桜庭組幹部で、今は竜造寺一家の幹部となった岩隈(三上哲)は卑劣な罠を仕掛ける。堅気になれず、ヤクザに戻ってきた悠斗の弟分小次郎(藤枝直之)を使って、悠斗、涼介、葵(麻生円)を三浦海岸に呼び出したのだ。「罠です。逃げてください!」被弾しながらも叫ぶ小次郎。「ヤクザでしか生きられない俺にとって道はこれしかなかった。抗争が終わったら俺の出世はどうなる、皆殺しだ!」最後に残った岩隈に一瞬早く悠斗の刀が突き刺さる。崩れ落ちる岩隈。涼介、葵を残し一人修羅の荒野を歩いて行く悠斗・・・。
