シーズン1、エピソード3: 社内で自殺騒動をおこし、救急車で運ばれる田中(市川染五郎)を小林(織田裕二)は必死で追いかけた。桜木(渡辺いっけい)と得意先に再びプレゼンに行くことも、橘(中島朋子)との待ち合わせの約束もすっとばし、とにかくタクシーで救急車を追ったのだ。 途中、鈴木(ユースケ・サンタマリア)にも田中の緊急事態を伝える電話をいれた。だが結局ヘトヘトになって到着した小林を病院で迎えたのは、先に到着していた鈴木であり、予想に反し自分の足で元気に歩いてきた田中本人だった・・・。 「・・・待ってよ、どういうこと?飛び降りたでしょ・・・?」「うん、3針縫った」「何それ!こっちは死んだかと思って」「死んだ方がよかったってか」。 その後、三人は例によっていつもの『ジャガークラブ』にむかった。田中は、ポイント達成のあかつきにもらえるというネーム入りのジョッキを出されたことに、まずは「なんか常連みたいで嫌だ」と文句を付けると、今回の自殺の原因が、この『ジャガービール』社との仕事のトラブルにあったのだと二人に打ち明けた。それから田中は、どっちでもいいから今晩泊めて欲しいと言い出した。「帰った方がいいよ・・・」と小林はいったが、「親と同居だからめんどくせえんだよ、いろいろ」と田中は譲らない。
