
視聴可能: Prime Video、FOD
シーズン1、エピソード1: 堂々ハジメ(ユースケ・サンタマリア)は、大手出版社『現代公論出版』に勤務する35歳の九州男児だ。ハジメが所属しているのは、中高年層ターゲットの文芸誌『現代公論』の編集部。かつては社の看板雑誌だったが、いまでは発行部数も激減し、特集記事のせいでトラブルを引き起こすこともしばしば。その度に特集デスクのハジメが関係各所に土下座して回っているようなありさまだった。 そんなハジメにとって自慢の妻が、アパレルメーカー『シャレーヌ』の企画開発室に勤務している陶子(石田ゆり子)。ハジメと陶子は、同じ大学の天文部だったことが縁で結婚した。部のアイドルだった陶子を、どういうわけかハジメが射止めることに成功したのだ。 ある日、ハジメは、間違って陶子の携帯電話を持ってきてしまったことに気づく。ハジメは、とりあえず陶子が持っている携帯電話にメールを入れようと、メールの発信履歴を開いた。ところがそこに並んでいたのは自分のアドレスではなく、「youji-spring」という見知らぬ男のアドレスだった。戸惑いながらも、そのメールのひとつを開いてしまうハジメ。するとそこには、「今度の土曜、アーリントンホテルの部屋を取りました。早く、あなたに会いたい」と打たれていた。動揺を抑えながら『シャレーヌ』に向かったハジメ、陶子に限って浮気なんかするはずがない、と自分に言い聞かせるのだが・・・。
ドラマ · 2007年1月16日 · 46分