シーズン1、エピソード2: 闇金融の仕事にやっと慣れ始めた杉村春生(柾木玲弥)だったが、貸し付けた客と連絡が取れなくなったり回収に手こずったりと悪戦苦闘していた。杉村が以前、勤めていた工場が差し押さえられ、借金の返済のために事故物件専門の清掃業に就いた小林恵(中山こころ)は、過酷な労働環境に精神が蝕まれていた。恵に好意を抱いていた杉村だったが、恵に「恨みます」と一言だけ言われショックを隠せない。ベテランの酒井良夫(中野英雄)に「感情的になるな」と言うのだが、杉村は聞く耳を持たなかった。 そんな時、いつもの博打場に回収に向かった杉村・酒井のコンビは活気ある男、田中幸太郎(木田佳介)と出会う。田中はコロナの持続化給付金を大量に受給する計画やベンチャービジネスの投資話など、胡散臭い話を杉村に持ちかける。相手にしなかった杉村だが、金の匂いに敏感な北山組や南八番興業社長(林海象)が参戦し、億単位の話は泥沼化に。判断を誤ると命を失う可能性もある中、最後に大金を手にするのは誰か?
