シーズン1、エピソード1: 時代は北宋、第三代目皇帝・真宗 (しんそう) の治世。都から離れた廬 (ろ) 州では、奇妙な天象の夜、ある男の子がこの世に生を受けていた。生まれながらの黒さゆえ山に捨てられてしまったその子を、長兄の包山 (ほう・ざん) は嫁と共に育てることを決意する。そして8年後、皇宮でも不吉な天象のもと、皇子が誕生する。すでに5人の皇子を奇病で失っていた真宗は、唯一となった我が子の命を守るため腹心の太監・陳 (ちん・) 林 (りん) に命じ、子を弟・八 (はっ) 賢 (けん) 王のもとへと密かに届けさせるが…。
