シーズン1、エピソード4: 有功(堺雅人)と家光(多部未華子)の恋が始まって1年が過ぎた。有功は、文武ともに尊敬を集める存在になっており、すっかり青年らしく成長した玉栄(田中聖)は、そんな有功に仕えていることを誇らしく感じていた。 一方、長い黒髪に美しい煌びやかな打掛姿となった家光は、別人のごとく穏やかになり、政に関する見識も驚くほど成長していた。大奥の誰もが仲睦まじい2人の様子を微笑ましく思っていたのだが、ただひとり、有功の存在を認めていない人物がいた。それは、徳川家の血筋を絶やさんと苦心し、有功を還俗させて大奥へと連れ込んだ、春日局(麻生祐未)だった。有功が家光のお側に上がって1年、家光が未だ懐妊に至らないことに焦っていたのだ。 そんなある日、春日は、江戸市中から町人の捨蔵(窪田正孝)という男を大奥へと連れてきた。果たして、春日の真意とは…!?
