
S1, E6: 銀河ツーリストに復帰した小林(織田裕二)を訪ねて、本社の企画本部長・中山(中山仁)がやってきた。以前、小林が企画していた『天体観測とワカサギ釣り体験ツアー2001』がライバル社に横取りされた上、好評を得ているらしい。銀河ツーリストとしても早急にこの手の企画に着手し、近く行われる観光協会と航空会社にむけての説明会に向け準備を始めなければならない、そこで小林を人事異動で本社に迎えたいということらしい。「時代が小林に追いついたってことだな」。桜木(渡辺いっけい)は、喜んで小林を送りだしてくれた。 そして本社にいった小林は、後輩の萩尾(川岡大次郎)と共に、新企画を練り始めたのだ。あくまでも『自分が楽しむこと』を大事にしながら・・・。小林の仕事は順調だった。そんなおり、先日応募した「宇宙飛行士試験」の書類審査に合格した旨の知らせが小林のもと書留でくる。同じ頃、田中(市川染五郎)は上司の村越(伊藤正之)と共にジャガービール本社で、近々オープンのファッションビル「TKシティビル」への出店計画プランを提案中だった。「TKシティビル」は、田中グループが出資者の筆頭に名を連ねるビルで、田中がグループと血縁関係にあることを知ったジャガービール担当者は、即座に田中が勤める大日本広告と組むことを決定したのだ。「コネはこーいう時に使わないとね」。村越のいい分に対して、田中はこのプロジェクトに自分自身の力で前向きに取り組むことを宣言した。そして田中は、企画のことで煮詰まった頭を、なぜか鈴木(ユースケ・サンタマリア)のいる「チョロ松」で、ラーメンを作りながらクリアにすると、巨大ジャガー風船をあげてのTKビルにおけるジャガーレストランオープニングイベントという企画を考案、そしてめでたく担当者のGO!サインをもらうことに成功するのだった。