岡っ引どぶ6 -折鶴殺人事件-
null: 路上で幾人もの行商人と虚無僧が次々と、そして交互に殺されるという事件が市中を騒がせていた。行商人は袈裟懸けに斬られ、虚無僧は槍のようなもので一突きと、それぞれが同じ手口で殺されており、互いが殺し合いを演じているとしか思えない。そしてまた、虚無僧の死体の上には必ず市松模様の折鶴が残されており、それが事件をいっそう曰くありげなものに感じさせていた。そんなある日、佐久間重左衛門という浪人が一連の行商人殺害と同じ手口で斬殺されているのが発見された。岡っ引のどぶは、佐久間が持っていた戦国時代の甲斐小判を手がかりに真相の究明に乗り出した。【TV長編】(C)日本映画放送
