
シーズン1、エピソード6: 樋口功一(佐藤二朗)が「息子の真一(中根大樹)がアスレチックジムから転落して意識がない」と、泉田病院に飛び込んでくる。離婚した樋口が息子に月に一度会っていた日に起こった事件だった。都倉(織田裕二)が応急処置を施し、様子を見ることに。そんな中、都倉のもとに、真理子(高林由紀子)の意識が戻ったとの連絡が入る。都倉は真理子の病室に行き、緊張しながらも決意して昔の写真を真理子に見せ、慶一郎(長塚京三)について尋ねる。すると、真理子は「隆君のお父さんです」と衝撃の真実を告げた。その頃、慶一郎と俊介(阿部寛)は慶明医大の小笠原彰教授(津嘉山正種)の部屋にいた。公開オペでの成功を褒める小笠原に、俊介は都倉のおかげだと言うが、慶一郎はそのことが気に入らず、ことさら執刀医を持ち上げる必要はないと話す。さらに、小笠原から医師会の役員に推薦する代わりにまたドクターを預かって欲しいと言われ、喜んで引き受けるという慶一郎に、俊介は納得できないでいた。その後、由希子(松雪泰子)が忠志(佐戸井けん太)の部屋にいると、慶一郎が入ってくる。由希子は普通に接してくる慶一郎を見て、憎しみが込み上げる。そして、忠志を診察しようとする慶一郎を思わず拒絶してしまう。一方、都倉は本当に慶一郎が自分の父親なのか確かめるため、慶一郎のヒゲを採取し、DNA鑑定に出す。結果、親子関係が判明し、都倉はショックを隠しきれなかった。そんな中、泉田病院では外科主任の俊介と事務長の安藤(石黒賢)の経営方針に対する意見の対立が激化する。安藤は慶一郎から、サイドビジネスの赤字経営について厳しい言葉を投げられていた。追い詰められた安藤に、都倉は「立て直しに協力する代わりに1000万円用意して欲しい」と言う。後日、都倉にクビを言い渡す慶一郎だったが…。