
シーズン1、エピソード6: ある日のこと、勝男(江口洋介)は康太(辰巳雄大)の家庭訪問で、担任のエリ子先生(池端絵美子)を迎えていた。だが勝男は、康太の進路のこと生活状況のことなどを熱心に話すエリ子先生の言葉も上の空、なんとかデートの約束を取り付けることに必死で、康太も呆れ顔。ところが帰り際、意外なことにエリ子先生の方から「今度の土曜日ゆっくりお話ししたいことがあるので・・・」と申し出てきたのだ。もちろん即座にOKする勝男。これで、恋の成就のあかつきに熱烈なキスを!と密かに競いあっていた健太(二宮和也)に1歩リードと得意満面。 一方、健太も雑誌に掲載されているデート必勝法マニュアルなどを熟読し、麻衣(椎名法子)との“公園キス”を画策していた。そんな2人のことを村田工務店の面々はそれぞれのやり方で手助けしてくれる。「話に詰まったら占いのことでも話せばいいよ」と勝男に本を差し出す康太。手塚(トータス松本)は、あまり役には立ちそうもない経験談を健太に話してきかせ、咲子(いしだあゆみ)も雄一郎(いかりや長介)とのなれ染めなどをおノロケ半分で打ち明ける。はたして、どれが2人の恋に貢献するのか? そんな中、雄一郎は、「手作りのプレゼントは案外効く・・・。母さん口説くとき、これでいろんなものを作った」と健太に使い込んだ古い小刀を渡し、「お前も職人の端くれなら、これで心意気見せてやれ」と粋なアドバイスをしてやるのだっだ。 そして日曜日。勝男はエリ子先生との、健太は麻衣との約束の日がきた。勝男は、喫茶店のテーブル越しドギマギしてエリ子先生からの話を待っていた。だがエリ子先生からの話というのは、なんと「来月結婚するので・・・」という酷な報告。ショックで唖然とする勝男・・・。同じ頃、健太は公園で麻衣を待っていた。今日は麻衣の誕生日。手にはプレゼントの手製のストラップ。工務店では、珠美や咲子が腕によりをかけた特製ディナーを作り2人のことを待ってくれているのだ。健太は、麻衣が来るのを待った。やがて麻衣は公園にやって来て・・・。