
シーズン1、エピソード2: 桜子(松嶋菜々子)に情熱的なキスをされ、欧介(堤真一)の驚きは瞬時に陶酔に変わり、「僕は医者なんかじゃなく、魚屋で・・・・・・」と打ち明けられずにいた。 欧介から報告を受けた佐久間(西村雅彦)らは、「あんな美人と・・・・・・」と、うらやましがり、「こうなりゃ、ウソを突き通すしかない」と、半ば欧介をけしかける。 フライト前のスタッフルームは、スチュワーデスたちが、準備の傍ら、フライト後のデート相手さがしにかしましい。桜子はしっかり、欧介と約束を取り付け「男と女はで会って一週間が勝負。次はプロポーズさせる」と断言。若菜(矢田亜希子)たち後輩は桜子の気合いに圧倒される。 プロポーズまで進ませると覚悟した桜子は、スーツ、バッグなど高級品を買いあさり帰国。欧介との待ち合わせ場所へ。一方、欧介は今度こそ、本当のことを話そうと桜子に会いに出かける。 桜子の行きつけの高級レストランは、欧介のお得意さんだった。店の人間から「魚春さん」と声をかけられ、欧介はヒヤヒヤ。その店では、東十条(東幹久)も病院関係者と学会打ち上げをしていた。東十条は、欧介を「魚春さん」と呼ぶ店員の声を耳ざとく聞きつけていた。 その頃、佐久間、粕屋(筧利夫)らは若菜、なみ(須藤理彩)から、実は「桜子は、金持ち探しに合コンをする図太い女」と聞かされ、欧介が魚屋さんだと知ったら大変なことになると心配する。 レストランから出た欧介と桜子。欧介はこの機会に本当の自分を知ってもらおうとするが、逆に桜子からプロポーズされてしまう。その時、佐久間から家に来いとの電話が入り、欧介はまた、打ち明ける機会を失うのだった。佐久間の家に初めて招かれた桜子。欧介や友人達との楽しいひとときを過ごした。欧介と桜子はハッピーな気持ちを抱えたまま、それぞれ明け方近く帰宅した。 アパートの部屋に戻った桜子。留守電をチェックすると東十条からのメッセージがあった。