シーズン1、エピソード4: 希美(常盤貴子)との仲が復活しそうな兆しがある元恋人の康太郎(加勢大周)が、電車で女子高生・菜々子(遠藤ゆう)に痴漢したとして警察に捕まった。身に覚えのないのに、康太郎は成り行きで痴漢を認めてしまい、菜々子は慰藉料を寄越せと言い出した。根っからの技術者で人のいい康太郎は罠にはまったのである。 希美が相談すると、千春(深津絵里)は、「裁判にならないようにするには、告訴を取り下げてもらうしかない。お金で解決することね」と言う。だが、真面目な康太郎は「なにもやってないのに罰を受けたりするのはおかしい」と考え込む。康太郎は勤め先でボストン留学が決まったばかりだったのだ。見かねた希美は、一人で「被害者」菜々子宅へ出向き、康太郎の将来を考え、告訴を取り下げてくれ、慰藉料はいくらでも払う、と勢いで言ってしまう。この子にしてこの親あり。なんとその母親・勝子(黒田福美)は1000万円を要求してきた。成りゆきで、希美も1000万円の支払いを約束してしまう・・・。 同じ頃、大野(陣内孝則)もピンチに立たされていた。半年前に酒の勢いで「銀座に店を持たせてやる」と口約束をした飲み屋の女・赤西園子(篠原麻希子)が、大野コンサルティングに押し掛け、約束の金を払えと請求してきたのだ。希美と大野、果たしてこのピンチを切り抜けられるのか・・・?
