シーズン1、エピソード6: 「浅野内匠頭刃傷」の第一報を携え江戸を発った早水・萱野の両名は早打の駕籠を飛ばして東海道をひた走る。播州赤穂まで百五十五里、昼夜分かたぬ強行軍で早駕籠は西を目指す。だがある宿駅で駕籠の前に大勢の農民が立ちはだかる。領主を慕う吉良の民だった。