愛娘が消えた!衝撃の募金型誘拐

愛娘が消えた!衝撃の募金型誘拐

視聴可能: Hulu、Prime Video、FOD
アンフェア、エピソード5: 瀬崎(西島秀俊)が、雪平(篠原涼子)に射殺されたことで幕を閉じた“小説型予告殺人事件”。事件は解決したが、犯人を射殺した雪平は、マスコミや人権擁護団体からの批判を受けることになった。 そんななか、娘・美央(向井地美音)が、誘拐された。雪平に電話をかけてきた犯人は、『警察に届けたら娘は死ぬ』と告げるが、雪平は上司・安本(志賀廣太郎)に事実を伝え、極秘捜査を始める。 一方、雪平の指示で自宅待機をしていた元夫で美央の父親・和夫(香川照之)は、自身が勤める新聞社の編集長に休暇がほしいと願いでるが、脚下される。理由をたずねられた和夫は、「絶対に口外しない」ということを条件に、誘拐のことを話してしまう。和夫との電話を切った編集長は、約束を破り「うちだけのスクープだ!他社にばれないように取材しろ!」と、記者に指示を出す。 捜査本部に戻った雪平は、管理官・山路(寺島進)に呼ばれ、誘拐の捜査を専門の特殊班に任せるように言われ、10日間の自宅謹慎を言い渡された。 一夜明け、自宅待機していた雪平の携帯電話が鳴る。犯人からだ。「美央を出しなさい」という雪平に、「誘拐事件をマスコミを通じて発表せよ」という犯人。しばらく考えたあと、携帯電話につないであった逆探知用のケーブル抜き取って立ち上がる。監視係としてその場にいた三上(加藤雅也)に雪平は、「誘拐を公表しろってことは、警察にも知らせろってこと。公開捜査も同じよ!」と言うと、部屋を出て行く。 さらに犯人は事件の公表後、テレビの電波を通じて、これが募金型の誘拐事件で、美央を助けたければ国民ひとりが10円ずつ、総額で12億円の身代金を雪平の口座に振り込めと要求。そして、「アンフェアなのは誰か?」とつぶやき、電話を切った。 犯人の本当の狙いは何なのか?前代未聞の“募金型身代金要求事件”の幕が開けようとしていた――。