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生活保護といいますと、受給することの後ろめたさや不正受給への非難など、とかくネガティブな側面で捉えられがちです。 この番組は兵庫県尼崎市が舞台。市の福祉事務所の嘱託職員で生活保護受給者の就労支援を担当する林美佐子さんの活動を通して、生活保護という制度の役割を考えます。 離婚してシングルマザーになった20代の女性は切羽詰った末に一年余り保護を受けたことで自立を果たしました。また月6万円の年金だけでは暮らせない70代の女性のケースは高齢化社会の日本では他人事ではありません。生活保護という制度は、心身ともにしんどい人たちに「いまを生きて」というメッセージなんです、という林さんの言葉が心に残ります。
ドキュメンタリー · 2017年3月26日 · 48分