放火魔と直接対決

放火魔と直接対決

視聴可能: Prime Video、FOD
シーズン1 エピソード2: レスキュー出場し、屋根に登って降りられなくなった猫を救出した大吾。その活躍?はテレビニュースでも報道された。が、今度こそ火災現場で活躍したい、という思いでいっぱいの大吾は、ニュース映像を見ため組の面々にからかわれたこともあって、火を消すことだけが消防の仕事じゃない、という隊長の平(石黒賢)や赤星(葛山信吾)の言葉にもついムキになってしまう。 その時、め組に出場命令が下った。ゴミ集積場のボヤだ。原因は放火とみられ、現場にはねじった新聞の燃えかすが残っていた。隣町でも連続放火事件が起こっている上に、先日のめだかヶ丘高校の火災原因も判明していないだけに、不気味な事件だった。 放火犯に対する怒りに燃えた大吾は、犯人を見つけようと非番の日も繁華街をうろつくが、何をすればいいのかわからない。その挙げ句、タバコを投げ捨てた不良たちとケンカ騒ぎを起こしてしまう始末だった。 その帰り、買い物途中のまひる(内山理名)に出会った大吾は、五味が商店街を回って防火指導をしている場面を目撃する。「あんたが知らないところでみんなこの町を守るために頑張ってるのよ」。まひるにそう言われた大吾は、管轄内で火事が起きないのは偶然ではなかったことを知り、言葉を失う。 あくる日、再びめ組に出場命令が下った。駐車してあったバイクのシートに火を付けられたのだ。ところが、その鎮火を終えるとすぐに、今度は商店街で出火、という知らせが入った。さらに別の場所でもボヤ騒ぎがあり、大吾たちは休む間もなく消火活動に奔走する。 家に帰ったが、怒りのあまりなかなか寝付けない大吾。すると今度は、愛犬もん太のガールフレンドがいる近所の家で、犬小屋に火が付けられるという事件が起きた。家を飛び出した大吾は家庭用消火器で何とか火を消したが、もはや犯人への怒りは爆発寸前だ。その現場で大吾は、ねじった古新聞の燃え残りを発見した。そして、わずかに残っていた記事には見覚えが・・・。その時、商店街でも見かけた不審な男の姿に気づいた大吾は、男に飛びついた。しかし、実はその男は私服捜査官だった。 大吾は、この一件で平から厳重注意を受けた。が、それにもめげずに、青いパーカー姿の男を見た、という目撃証言を元に防火の呼びかけをしようと、まひるや純(ミムラ)に提案する。 それ以来、大吾と、彼の提案にのったまひるは、非番を利用して「青いパーカーの男に注意」と書いたチラシを配り始める。その一方で、大吾はとある部品工場を訪ねていた。そこには、サッカー部時代の憧れの先輩で、青いパーカーがトレードマークだった矢沢(小栗旬)が働いていた。大吾が犬小屋の放火事件で発見した新聞には、矢沢の活躍を報じた記事が掲載されていたのだ。大吾は、矢沢に放火事件のことを切り出した。が、矢沢は、何度か野次馬根性で火事現場を見に行って大吾の姿も見かけた、といってその話を笑い飛ばす。 あくる日、大吾はチラシのことで再び平に叱責される。そこに、森田警部(松重豊)が現れ、いきなり大吾につかみかかった。森田たちがマークしていた矢沢に、大吾が会いに行ったからだ。しかし大吾は、「現行犯逮捕するために泳がせていた」という森田の言葉に反発し・・・。