シーズン1、エピソード1: 天保太夫一座をひきいる泣き節お艶(山田五十鈴)のもとに、人気絵師の安藤広重(緒形拳)がやってきた。広重はお艶はじめ、火吹きのブラ平(芦屋雁之助)、噺し家塩八(古今亭志ん朝)、駒つかいの小駒太夫(ジュディ・オング)ら一座の裏稼業を見抜いており、東海道五十三次の旅の途中で目にした各宿場の悪人の所業をしたためた十三枚の絵をさしだし「天にかわって許せぬ悪を仕置してほしい」と頼む。役人に追われて一座に逃げ込んできた高野長英(近藤正臣)も加わって、かくて殺し旅は始まる。まず手はじめは江戸一番の大名賭場を開く高倉丹波守だ。©松竹・ABC
