シーズン1、エピソード101: 話: とある冬の日、ツキノ芸能プロダクションに所属するアイドルユニット「Six Gravity(シックスグラビティー・通称グラビ)」のリーダーである睦月始は、ふらりと入った古書店で、来春、兄弟ユニットである「Procellarum(プロセラルム・通称プロセラ)」と合同で出演する舞台『Rabbits Kingdom(ラビッツキングダム)』の原作本と思しき古書を手に入れた。しかしその本は、タイトルこそ英語で書かれていたものの、本文は全く異質の、見たことも無い不思議な言語で記されていた。読める筈もない本だが、始は文字を目で追えば、そこに描かれた物語の内容が頭に入ってくるのを感じる。この不思議な現象を解明するため、始は本を手に、プロセラのリーダーである霜月隼の部屋を訪れる。隼は本を一目見るなり、優しく微笑んだ。「……あぁ、これは。随分と懐かしく愛おしい……違う世界の僕らの物語だ」。これは、「if-もしかしたら-」の、ここではないどこかの国の物語である。本作は「ツキウタ。」シリーズでおなじみの、アイドルではないif世界設定の中でも、特に絶大な人気を誇る『兎王国』を元にした物語で、黒兎(Six Gravity)と白兎(Procellarum)が織りなす、「生と死」をめぐる御伽話となっている。白兎王国Ver.にはプロセラメンバーの比重が大きめの内容が収録されている。とある冬の日、ツキノ芸能プロダクションに所属するアイドルユニット「Six Gravity(シックスグラビティー・通称グラビ)」のリーダーである睦月始は、ふらりと入った古書店で、来春、兄弟ユニットである「Procellarum(プロセラルム・通称プロセラ)」と合同で出演する舞台『Rabbits Kingdom(ラビッツキングダム)』の原作本と思しき古書を手に入れた。しかしその本は、タイトルこそ英語で書かれていたものの、本文は全く異質の、見たことも無い不思議な言語で記されていた。読める筈もない本だが、始は文字を目で追えば、そこに描かれた物語の内容が頭に入ってくるのを感じる。この不思議な現象を解明するため、始は本を手に、プロセラのリーダーである霜月隼の部屋を訪れる。隼は本を一目見るなり、優しく微笑んだ。「……あぁ、これは。随分と懐かしく愛おしい……違う世界の僕らの物語だ」。これは、「if-もしかしたら-」の、ここではないどこかの国の物語である。本作は「ツキウタ。」シリーズでおなじみの、アイドルではないif世界設定の中でも、特に絶大な人気を誇る『兎王国』を元にした物語で、黒兎(Six Gravity)と白兎(Procellarum)が織りなす、「生と死」をめぐる御伽話となっている。白兎王国Ver.にはプロセラメンバーの比重が大きめの内容が収録されている。
