S1, E1: 話: ツキノ帝国の主星テールをクラス5が襲撃し、政府高官によるクーデター未遂事件も起きた、悲劇と逆転の日「ロスト・エンド」から3年の月日が流れた。クラス5を撃墜したことで、『彼ら』の襲撃は激減し、人類は日々活動領域を広げ始めていた。そんな中、テールの中心、皇帝が住まうツキノ宮殿では、クーデター未遂事件を切っ掛けに議長職に就任したナトゥーラ最高評議会議長の就任3周年の祝いを兼ねた平和式典が執り行われようとしていた。篁中将及び和泉少将率いる第四艦隊もまた、儀式に出席するべく、テールの地を踏んだのだが……。 「一歩踏み出すごとに広がる、新しい世界だ。せいぜい楽しんで行こう?」―これは、新たな世界に足を踏み出した人々の、希望と挑戦の物語である。
