マザー&ラヴァー
母の嫉妬
シーズン1 エピソード4:
瞳(篠原涼子)は真吾(坂口憲二)からゲーム機でとったおもちゃの腕時計を贈られた。初めてのプレゼントにご機嫌な瞳は、翌日時計を着けて出社したが、部長にからかわれ、着けるのは真吾と会う時だけにしようとバッグにしまった。 真吾は稽古場では相変わらず圭(水上あさみ)から芝居のダメ出しをされていた。真吾が恭介(金子貴俊)相手にボヤいていると、思春期の中学生らしき少年が母親に冷たく当たっている光景に出くわした。過去に自分も同じような時期があったことを思い出し、その時の母親の気持ちを考えていた。その日実家に帰った真吾は、マリア(松坂慶子)に瞳とのことを聞かれ、うまくいっているから3人で会おうと持ちかけた。 翌日真吾は瞳を実家に連れて来た。手土産を差し出した瞳はかなり緊張気味。ふと真吾の目はマリアの胸に釘付けになった。マリアは真吾が小学1年生のときに図工の授業で作った紙粘土のブローチを付けていたのだ。瞳は思い出のいっぱい詰まった写真を見て、母と息子の絆の強さにショックを受けた。しかし、真吾と瞳が帰った後、マリアも自己嫌悪に陥った。実は瞳を意識して、あんなブローチをわざわざ用意したのだ。 一方、真吾からプレゼントされた腕時計を無くしてしまった瞳は・・・。