シーズン1、エピソード2: 桜井朝晴(沢村一樹)は授業参観のため、娘・雨(黒川智花)の通う中学校にやって来た。だが、幽霊である朝晴の姿が見えるのは雨だけで、ほかの生徒も保護者も朝晴の存在にはまったく気がつかない。 そんなとき、朝晴は教室で、地縛霊の萩本百合子(通山愛里)と出会う。百合子は5年前、プール掃除の際に足を滑らせ転落死し、地縛霊となった中学生だった。朝晴は、雨がまだ自分の死を知らないことを打ち明け、娘に近づかないでくれと頼む。ところが、逆に朝晴親子に興味を抱いた百合子は、雨に接近。朝晴の影響で霊感を持つようになっていた雨は、すぐに百合子の存在に気づき、彼女の身の上に同情する。そして、「友だちになって」という百合子の願いを受け入れる。地縛霊の百合子はこれまで学校から出ることができなかったが、雨と一緒に行動することにより、5年ぶりに外の世界に出ることができた。(C)柳美里/テレビ朝日・角川映画
