火曜サスペンス劇場 新・女検事 霞 夕子 雨に濡れた遺書
火曜サスペンス劇場 新・女検事 霞 夕子 雨に濡れた遺書
シーズン1 エピソード1:
横浜市内のアパート一室で殺人事件が発生、事件を担当した検事・霞夕子(鷲尾いさ子)は警察と共に捜査に乗り出した。被害者は1ヵ月前までタクシーの運転手をしていた小久保浩(佐藤幸雄)で、凶器は室内にあったアイロン。捜査陣は、小久保と内縁関係にあったホステス・園田桃恵(松岡由美)が連れ子の乳児・ミカと一緒に姿を消していたことから、直ちに手配を行った。翌日、この桃恵の首吊り死体が小久保のアパートにほど近い土堤で発見された。現場には小久保を殺したと記された遺書があり、常識的に判断すれば、罪の意識に苛まれた桃恵が自殺したと読み取れる。遺書はなぜか石の重しで地面におかれており、折から降った雨のため文字がだいぶにじんでいた。