シーズン2、エピソード16: 9年前、昇進を決めたばかりのエリート投資銀行家デリック・グレアムが、同僚と訪れたバーで知り合った女性アシュリーをレイプして殺害したとして逮捕、起訴され、有罪となった。決め手はDNAと自白と歯型だったが、DNAはアシュリーとキスしたために付着したもので、自白は刑事ブラッドリーのウソによっていわば強要されたものだった。当時デリックの無実を信じて弁護側についたブルは、近年歯型が証拠として採用されなくなっている現状を受けて再審請求をし、認められる。再審は当時の裁判長と検察官で行われ、陪審は入れ替わる。デリックが刑事の思い込みで犯人にされたと信じるブルは、陪審に、シェークスピアの戯曲の主人公オセローの致命的欠陥に気づける人を選ぶことにする。
