班長
シーズン1、エピソード102: 第2話: 連続殺人犯の母親イシン(コ・ヒョンジョン)と刑事の息子スヨル(チャン・ドンユン)の模倣殺人犯を捕まえるための本格的な共助捜査が始まった。互いに100パーセント信じることも、疑うこともできない複雑で微妙な母子関係が視聴者を緊張のるつぼに追い込んだ。イシンは2回目の模倣殺人事件現場を見て意味深長な言葉を残し、決定的な手がかりをつかんだスヨルは、有力容疑者ソ・グワン(イ・テグ)の存在を突き止めた。スヨルはグワンの家で連続殺人犯「カマキリ」事件と関連する数多くの資料やさまざまな人物の個人情報、3Dプリンターで手製銃を制作した形跡などを発見した。その中でもグワンが刑務所にいるイシンとやりとりしたと見られる手紙が衝撃を与えた。これを見て怒ったスヨルは深夜にイシンのいる年金住宅に向かい、イシンがグワンに殺人を指示したと疑った。しかしイシンは否認し「お前は警察なのにその程度なのか?」と皮肉った。23年ぶりに会った母子だとは到底信じられないほど、二人の間には緊張の火花が散った。その間にもグワンは罪を犯していた。異父兄弟のキム・テソクが自分の幸せを奪ったという妄想に陥ったグワンは、テソクの家に侵入、自分がテソクであるかのように行動してテソクの妻と子供たちを脅した。イシンは本音の読めない言葉遣いと行動でグワンを刺激し、グワンの口からもしかしたらテソクが生きているかもしれないという決定的な手がかりを引き出した。しかし、グワンの暴走は止まらず、イシンの首を絞めただけでは足りず、イシンの前でスヨルの妻ジョンヨン(キム・ボラ)の名前まで持ち出した。その瞬間、イシンは狂気で目を光らせ、グワンの首を絞めた。辛うじてグワンの死を阻止したスヨルに耳打ちで「すべて終わらせなければならない。今殺さないといけない。あなたも全部聞いたでしょう。あいつは全部知ってる」と不気味な言葉を吐き出した。混沌の中でグワンは自ら頭を撃った。スヨルはイシンとグワンの心理を追いながらテソクがいそうなところを推理し彼を捜し出した。
