シーズン1、エピソード1: 白球が頬をかすめる。その熱は頬を瞬間的に上気させ、誰が見てもわかるくらいに赤く染まった。砂戸太郎は物怖じすることなく、むしろ興奮を伴い次の球を待つ。不敵に微笑む小柄な美少女の金属バットが火を噴いた。