シーズン1、エピソード1: 金にがめつく薄情な、自称「計算に長けた弁護士」のリウ・ランは、食品関連事件をめぐり、新米弁護士のリン・シャオイエンと衝突する。リウ・ランはリン・シャオイエンを簡単に打ち負かせるとたかをくくっていたが、相手は思いのほかしぶとい。リン・シャオイエンはリウ・ランの限度を知らないアコギなやり方を嫌い、リウ・ランはリン・シャオイエンの正義感に満ちた言動をバカにしていた。リウ・ランは財団の利益を守るため、リン・シャオイエンは被害者と広範な消費者の権益のため、互いに譲らず、2人の攻防が始まる。リウ・ランは常のとおり陰険な手段を駆使し、経験不足のリン・シャオイエンはその対応に疲れ果て、食品関連事件はリウ・ランの思惑どおりに決着するとみられた。そうした中、リウ・ランの目の前に、彼の息子と名乗る5歳のリャンリャンが突如現れる。思い当たる節が全くないリウ・ランは、当然のごとくリャンリャンを拒絶する。だが、日頃の行いがたたったのか、リウ・ランがどんなに追い払ってもリャンリャンは彼から離れようとしない。まさか天意だとでも?リウ・ランはやむなくリャンリャンをひとまず家に置くことにするが、そのおかげで彼の生活は大いに乱れることに。しかし、リウ・ランはトップレベルの敏腕弁護士の名に恥じず、たとえ生活が乱れてもプロとしての姿勢とペースは崩さない。リウ・ランは食品関連事件に裏があることに気づきながらも、依頼人と自身の利益のために、リン・シャオイエンの邪魔をし続ける。だが、思いがけず、リン・シャオイエンが致命的な反撃を繰り出してきた。
