シーズン1、エピソード1: ある日、ホテルに隣接したコテージで殺人事件が発生。警察庁・特別広域捜査員の刑事・高梨薫(内山理名)と山梨県警捜査一課の刑事・清水大樹(井上拓哉)が捜査に駆けつける。頭部から血を流し死亡していた男性は、東京で飲食店を経営する望月真治(横山涼)と判明した。東堂も立ち会い現場検証が行われた。山梨県警捜査一課・第三係長の真田英介(天野慶久)は、薫と清水に、ホテル関係者の聞き込みだけをしてくれれば結構と言い渡す。どうやら、警察庁からの出向である薫と、地元の名士の息子である清水は真田から疎まれているようだ。事件発生のその夜。薫は東堂を呼び止め、自分の母は5年前に病気でこの世を去った高梨絵里子(紫吹淳)であり、自分はあなたの娘だと告白する。動揺する東堂。33年前、東堂と絵里子は、お互いの夢を尊重するために婚約を解消したのだった。絵里子に宿った新しい命の存在を、東堂は知らなかった──。
