シーズン1、エピソード1: 家業の手伝いや、祖父と両親の介護に追われ、恋愛や大学生活といった青春を一切経験することなく、65歳になった独身の如月澄(松坂慶子)。長年介護した母を亡くし、天涯孤独の身となった彼女は、遺影の写真を探すため納戸へ。黒猫とカキツバタの絵が描かれた古い屏風にうっかり指を引っかけ、血で屏風を汚してしまう。ところが、血はなぜかみるみるうちに屏風へと吸い込まれ、跡形もなく消えてしまった!不思議に思いながらも、澄は納戸を後に。アルバムを見ながら、青春とは程遠かった昔を思い出し、後悔の念を抱く。
