ハニー・トラップ
第4回
シーズン1 エピソード4:
留置場に入れられた美山悠一(AKIRA)は、面会しに来た妻・なつみ(仲間由紀恵)から離婚届を差し出される。そしてなつみは「信じてくれてありがとう」という言葉を残して去っていった。悠一の胸には怒り、哀しみ、絶望といった感情が一気にこみあげ、あまりのショックに愕然(がくぜん)としてしまう。 また留置場で謎の男(武田真治)から声を掛けられる。父親の死について、また悠一の置かれている状況について、何かを知っている様子の男。 父親が亡くなった時のアリバイが証明され、釈放された悠一を待っていた大洋国際特許事務所の小林恭助(高嶋政伸)は1枚の写真を手渡す。そこには父親の小野寺(長谷川初範)となつみが一緒に写っていた。ますますなつみに対する疑念が膨らみ、混乱する悠一。 監禁された恐怖のストレスで入院中の宮原杏奈(野波麻帆)を見舞いに、悠一が病院を訪れると、同じ部署の後輩の早川由加利(篠原真衣)がそばについていた。「私は大丈夫」と無理に笑顔を作る杏奈に、悠一は「もう関わらない方がいい」と告げる。 一方、小林と部下の荒井和人(池内博之)、中川薫(内山理名)は総和物産と同じ方法で繊維プロジェクトの実験を始めたミレ・パシフィックについて調査していた。悠一もヘッドハンティングを受けていた穂積宗広(小澤征悦)に直接会いに行き、グラフェンデータの流失について問いただすが・・・。