大宋宮詞 ~愛と策謀の宮廷絵巻~
第4話
シーズン1 エピソード4:
皇帝 太宗 (たいそう) は皇太子選びのために、皇子3人を治水の現場へ遣わした。楚 (そ) 王 元佐 (げんさ) は意志が弱く、何事にも逃げ腰。許 (きょ) 王 元僖 (げんき) は気性が荒く、治水の官吏を殺したことで民の怒りを買う。民を大切にする襄 (じょう) 王 元侃 (げんかん) が代わりに罰を引き受け、その怒りを静めた。皇子らと民は洪水に備えて滑州 (かつしゅう) 城内へ入り、襄王が率先して補強工事に当たるが、許王は地方官と結託して私腹を肥やしていた。蘇義簡 (そぎかん) は難民の中に劉娥 (りゅうが) の姿を探すのだった。