シーズン1、エピソード2: 大悟と有希がましろの登校初日に付き添っていると、亡くなった後藤銀の葬列に出くわした。供花村では顔を白頭巾で覆い隠して死者を送るらしい。葬列は後藤家の面々だった。次期当主の後藤恵介は、葬列に並ぶ人間が一人多いことに気づき、全員に白頭巾を外させた。すると、失踪した前任の駐在・狩野治の娘すみれが紛れ込んでいた。すみれは、狩野は失踪したのではなく後藤家の人間に殺されたと訴えた。しかし誰も相手にしなかった。父親が今もどこかできっと生きているはずだと涙するすみれに大悟は捜査の協力を約束した。すみれと別れ、後藤家に向かった大悟だったが、着くと睦夫が猟銃で威嚇してきた。一方、有希とましろが学校から戻ると、駐在所は恵介ら後藤家の面々に占拠されていた。猟銃を持ち、有希に用があるという。警戒する有希の腕の中でましろは震えていた。
