シーズン1、エピソード4: 睦夫の供述通り、山中で白骨化した遺体が見つかった。睦夫は自白によって一人で罪を被り、何かを隠そうとしているように思えて仕方なかった。大悟はそれが自分を襲った「あの人」と呼ばれる巨体の老夫ではないかと思ったが、署長からこれ以上後藤家に関わらない方がいいと捜査を止められた。こんな事件が起こり、大悟と有希は一家で村を出るべきか迷ったが、ましろを想って残る決断をした。数ヶ月後、阿川一家は平和な日々を過ごしていた。村人たちとも打ち解け、寄合にも積極的に参加した。ましろにも笑顔が見られた。あの事件が嘘みたいに穏やかな暮らしだった。そんな時、大悟に一本の電話がきた。それは以前にすみれから渡された、狩野が最後に話していたとされる相手の番号だった。大悟は電話の主と会う約束をした。注がれる村人たちの奇異な視線をかわして約束の場所に向かうと、仮面の男が待っていた。
