S1, E102: 話: 太陽暦佰九十八年。人々が“人体発火現象”に怯えて暮らす東京皇国で、“焰ビト”に対抗する特殊消防隊の新人隊員シンラは、桜備大隊長の率いる第8特殊消防隊に配属され、“ヒーロー”を目指し、仲間たちと共に、“焰ビト”との戦いの日々に身を投じる。レッカの事件後、人工発火にまつわる手がかりを探す第8の面々。そこに現れたのは、巨大企業「灰島重工」から第8に配属された研究員リヒトだった。不自然な人事をいぶかしく思う第8だったが、白装束の調査のため第7管轄の浅草へ向かう。最強の消防官と言われる第7の大隊長・新門紅丸の破天荒な鎮魂に驚きを隠せないシンラたちだが、浅草の独特なスタイルを否定することなく自然体で接し、次第に町民たちとも馴染んでゆく。その中、浅草の町でシンラが偶然助けた少年ユウは、桜備が「機関員」として目を付けていたヴァルカンという男の弟子だった。桜備はシンラたちにヴァルカンを訪ねるよう命じる。シンラはアーサー、アイリスと共に、一時浅草を離れヴァルカンの工房に向かうのだった。一方、浅草では不穏な白装束たちの姿が浮かび上がる。
