シーズン1、エピソード1: 話: 根津の清水谷に住む浪人・萩原新三郎のもとへ、毎夜、若い娘のお露と女中のお米が通ってくる。人相見の白翁堂勇斎は、お露が幽霊であることを見抜き、新三郎に危険が迫っていることを告げる。新三郎は新幡随院の良石和尚からお札と仏像を借り受け、家にお札を貼って幽霊を退けようとする。しかし、新三郎に会いたいお露は、下男の伴蔵とその妻おみねに百両の金と引き換えにお札を剥がすよう頼み込む。金に目がくらんだ伴蔵夫婦はお札を剥がし、さらに新三郎が身につけていた海音如来像を盗み出す。その結果、新三郎は命を落とす。
