S1, E6: 妊娠中の粧子(鈴木京香)は、医者から旅行を止められるが、遼太郎(佐藤浩市)との思い出の地である保養所に行きたい思いがあり、いざとなれば看護師経験のある愛永(鈴木保奈美)に取り上げてもらって子供を産むつもりだと冗談めかして言った。 その夕方、山行の買い物に出かけた愛永は、商店街でけがをしている達彦(長瀬智也)に出会う。人妻との情事がばれ、袋叩きにあった帰り。「あんたを奪い取る」という達彦を抱きしめた愛永は「傷つかないで」と慰めていた。 翌朝、遼太郎のワゴン車に荷物を積み込み、2家族は高原の保養所に向かったが、到着した4人を待ち構えていたのは、土砂崩れで町へ降りる道路が通行止めとなった知らせ。みんなは粧子の出産問題を心配する。 夕食が進み、愛永のカクテルが披露されたところで、粧子が結婚前の恋人との関係を話し始める。そのうちに洗面室へ出かけた粧子が帰ってこない。心配した愛永がのぞくと、粧子は洗面室で破水していた。 救急車は来られない。「ここで産みたい」という粧子の願いに応え、愛永が男性たちを指図して準備を始める。朝方、粧子は女の赤ん坊を産む。感激する航平と遼太郎だが、その時点では誰の子供なのかわからない。
