シーズン1、エピソード1: 大手銀行に勤める小柳徹朗 (草彅剛) は、ある朝、妻の可奈子 (りょう) から離婚をつきつけられる。銀行での勤務は朝早く、夜も遅い毎日だが,家族のために働いてきたつもりだ。徹朗はわけがわからず、悪い冗談だと思った。ところがその夜、帰宅すると可奈子の姿はなく、小学生の一人娘・凛 (美山加恋) が徹朗のもとに残されていた。凛と二人だけの空間。そこには、ぎこちない空気が漂った。凛を育てる自信のない徹朗は、慣れない家事や凛の面倒を仕方なくしているうちに、苛立ちを募らせストレスを感じ始めた。凛が心の中に何を抱えているかも知らずに…。ただ唯一、凛を理解していたのは、家庭教師の北島ゆら (小雪) だった。
