S1, E4: 日本最古の仏像である飛鳥大仏 (重文) と、日本屈指の美仏として有名な中宮寺・菩薩半跏像 (国宝)。日本の仏像の出発点であり、飛鳥時代を代表する名像。奈良の地で、いつの時代も訪れる人を惹きつけて止まない美仏を巡ります。大きく見開いた目が印象的な薬師如来坐像 (国宝) と、囲むように立つ十二神将立像 (国宝)。十二神将立像は、奈良時代に粘土でつくられ、奇跡的に現在もほぼ完全な姿で残っています。その熱気が今も渦巻く新薬師寺を訪ねます。東大寺に対し、「西の大寺」として建てられた西大寺。鎌倉時代、ここを拠点に奈良で仏教を復興したのは名僧・叡尊。彼とゆかりの深い仏像が今も残されています。生身のお釈迦様をモデルに模刻した釈迦如来立像 (重文)、豪華絢爛な文殊五尊像 (重文)、秘仏・藍染明王坐像 (重文) に会いに行きます。
