まいにち養老先生、ときどき…
2022 冬
日常が大きく変わった今、解剖学者・養老孟司に日々を生き抜くヒントをいただこう。新年、自然豊かな鎌倉の私邸が雪に染まる。鎌倉時代の痕跡を歩き、「体の時代」を生きた先人に思いを馳せる。雪の会津では、自身の血肉となる食物が育つ田畑を眺め、ヒトと自然の関係を問い直す。樹齢500年の巨樹を仰ぎ、子どもと虫を愛で、移ろう時代のなかに「変わらないもの」を見いだそうとする。鎌倉の庭にはいつしか春の光が満ち始める。[NARR](C)NHK/ドキュメンタリージャパン