シーズン1、エピソード3: 栄次(高倉健)は立退き問題で頭を痛めていた。そんな中、岡村商会に長年勤めた大番頭が人形町を後にする。主人の死去により、多額の借金が残された岡村商会。娘の恵子(秋吉久美子)は、大学を辞めてゼロからやり直す決心をする。栄次が世話になっている旦那衆は借金の保証人になっており、ここ一帯の土地を売却しなければならなくなっていた。しかし、この横丁の住民たちは大反対。双方の事情を知る栄次だが、町内を束ねるという立場から板挟みになってしまう。 一方、かい(大原麗子)は平吉(立川光貴)に付きまとわれて嫌がっているように見えたが、実は、彼に対して興味を抱きはじめていた。
