シーズン1、エピソード5: 周産期母子医療センターのセンター長・今橋(大森南朋)のもとへ、“NPO法人ツグミの会”の代表者が訪れた。ツグミの会は特別養子縁組をサポートする会。中絶や虐待、産み捨てから、より多くの赤ちゃんを守るため、ペルソナ総合医療センターの協力を得たいとの要望だ。そんな折、院長・大澤政信(浅野和之)の紹介で、中学2年生の少女・吉沢玲奈(山口まゆ)が、母親に連れられてサクラ(綾野剛)の診察を受ける。玲奈は妊娠8カ月。すでに堕胎できない状況の玲奈にサクラは、若い年齢での出産について丁寧に説明しようとするが、本人はまるで他人事。自分が母親になるという覚悟もなければ、新しい命が宿っている自覚すらない様子。お腹の子の父親・元倉亮(望月歩)も同級生で、今後のことを両家の親が話し合ったというが、赤ちゃんを誰が育てるのか決まらないままだ。一方、サクラは懐かしい人と偶然の再会を果たす。
