シーズン1、エピソード6: "謎多き男" 27件の殺人事件に関与し､長年逃亡を続けてきた袴田権四郎が､静岡県内にて確保された｡ 本庁への被疑者護送を任された銭形警視と五代巡査部長｡ 袴田は､モリアーティと呼ばれ､30歳以前の経歴が全く白紙､という､不気味な男である｡ 果たして､ふたりは､無事に任務を終えることが出来るか?｡ "無人のファミリーレストラン" 袴田が､トイレに行きたいと言う｡ 仕方なく近くのファミリーレストランに入る護送車｡ しかし､どんなに呼びかけても店員が姿を現さない｡ トイレはどこかと探していると､厨房に制服姿のファミレス店員が横たわっていた｡ 死んでいる ｡ "シマル?" 遺体の右手が､ダイイングメッセージと思しき､血で｢シマル｣と書かれた､紙ナプキンを握っていた｡ 閉まる???どういう意味だろう｡ さらに､遺体の男は､店員ではないようだ｡ 顔写真付きのネームプレートには､全く別人の写真が･･･｡ この男の正体や如何に!? "五代の身に危険が!!" レジの電話は不通｡ 護送車の無線も､わずかな隙に配線がズタズタに切断されていた｡ 何か大きな力が動いている感じである｡ その時､銃声が轟いた｡ 五代が足を撃たれたようだ｡ かろうじて銃撃をかわして店内へ戻ると､そこには第2の死体が･･･?!