S1, E2: 桐井(遊屋慎太郎)から「さっさと片岡を始末しろ。7年前の恨みがあるんだろ」と急かされた小田島(髙橋大翔)は、親友・朝日(堀海登)が死んだ日のことを思い出していた。一方、片岡(和田雅成)は全国を放浪しているという自称“社長”の老人・比嘉(小沢直平)と、死刑囚の夫を持つ女性・小峰(天野麻菜)と出会い親しくなっていた。 小田島に「今夜は帰らない」と告げ、小峰の勤めるスナックへと向かう片岡。一人になった小田島は、静かな夜の港で朝日と過ごした日々を思い返していた。片岡に強く憧れていた朝日は、いつか自分も出世し、小さな島で暮らす母に家を買うという夢を語っていた。その家で「お前も一緒に住もう」と誘われ、戸惑う小田島に、朝日は「当たり前だろ。家族なんだから」と言うのだった。
