シーズン1、エピソード3: 新宿のBARで二階堂(森川葵)らスティンガースのメンバーがなごやかに飲んでいると、屈強な店長(田中美央)が会計伝票を持ってくる。金額は127万6000円!その金額に小山内(井内悠陽)が驚くと、店長は「逃げたらお前ら皆殺し、一瞬で消してやるからな」と胸ぐらを掴む。次の瞬間全員が警察手帳を見せ、二階堂が店長に告げる。「ぼったくり防止条例違反で逮捕します」。 スティンガースルームでは、金さえ積めば誰でも一瞬で消す殺し屋シェンロウについてメンバーたちが話している。乾(藤井流星)は、くだらない都市伝説だと一蹴する。そこに西条(玉山鉄二)がやって来て指令を出す。次の相手は投資詐欺グループで、「何としてもこの騙し合いに勝ってもらいたい」のだと。 二階堂が『仁井谷グループ巨額投資詐欺事件』の概要を説明する。架空の投資話を富裕層に持ちかけ、大金を集めては蒸発し、名前を変えて詐欺を繰り返していると。投資にはもともとリスクがあり、本当に騙す意図があったか立証するのが難しい。しかし相手の懐に入り込む囮捜査なら核心に迫れると、西条は判断したのだ。 さっそく、ヴィンテージワインの投資セミナーに、関口(杉本哲太)が富裕層役、森園(志田彩良)が秘書役となり、二階堂と参加。詳細でリアルなワインの説明、世界的なソムリエとの中継、さらに奇跡のワインの試飲が始まると、投資家たちはどよめく・・・。「騙しのプロ」vs「囮のプロ」。いま、究極の騙し合いが始まる!
