The Mad Dog-狂犬-
シーズン1、エピソード4: 表沙汰にしがたい、公表しても信じてもらえないような奇怪な犯罪――新宿署生活安全課第三資料編纂係、通称「三纂」はそんな事件を専門に取り扱っている。係長「岩野目ツバキ」を始めとする三纂メンバーたちはそのような犯罪者のことを「厄ネタ」と呼び、未解決事件を追い続けている。そんな三纂の捜査対象に新たに加わったのが、火災現場に現れた骨、「固結び」された男たち――ポルカの引き起こした事件であった。そんな中、街へ出たポルカとミサキは三纂の刑事「荒瀬耿三郎」に遭遇してしまう。匠のドローンに気づいた荒瀬に尋問されそうになるが、ミサキが荒瀬の腹に蹴りを入れ、二人はその場を逃れる。一方、事件へのクラリッサたちの関与を疑っている岩野目は、クラリッサの経営するバー「夭桃孤狼」を訪れていた。そこへやってきたポルカとミサキ。ミサキを見た岩野目は、荒瀬からの連絡にあった「固結び」事件の関係者がミサキであることに気づき話を聞こうとする。荒瀬もその場に合流したその時、店の照明が落とされ、天井に何者かが潜んでいる気配を察するポルカ。暗闇の中降り立った黒装束の人物。それは並外れた力をもつ裏社会の何でも屋「レミングス」だった。
