オーストリア帝国皇太子ルドルフと男爵令嬢マリーの悲恋物語。19世紀末に実際におこった事件を元に描かれたクロード・アネの小説「マイヤーリンク」を舞台化。オーストリア帝国皇太子ルドルフ(紅)は美しく、才気に富んだ次期皇帝だった。一方、従兄弟のジャン・サルヴァドル(七海ひろき)は平民の娘ミリー(音波みのり)を恋人に持ち、自由主義運動を進めていた。ジャンの自由な生き方をうらやましく思うルドルフではあったが、皇太子という立場は彼を縛り付けていた。ある日マリー(綺咲)という清純な娘に出会い強く惹かれる。マリーもルドルフに惹かれ、2人は逢瀬を重ねる。しかし身分の低い男爵令嬢との恋は、皇帝の激怒を招く…。 原作:クロード・アネ/脚本:柴田侑宏/演出:中村暁 出演:紅ゆずる 綺咲愛里 (C)宝塚歌劇団
