母・ゆかと二人暮らしの少女・みゆきの夕御飯は、いつも決まってゆかが作り置きしておくカレーだった。ある日、寂しさからゆきは、ゆかの作ったカレーを捨ててしまう。その日から14年、20歳になったみゆきは亡き母のカレーを思い出す。