腐れ縁となり、行動を共にしているアベル (藤田玲) と純也 (佐藤流司) が、愛車を売った金も底をつき、辿り着いたキナ臭い街。寂れた駅前で二人がチンケな商売でジャリ銭を集めていた時に通りかかった、最高にロッキンな男・久保寺 (なだぎ武) と出会い運命が転がりだす。トラブルメーカーの純也が、塚本 (牧島輝) や池畑 (中村太郎) に一杯喰わされ、金貸しの藤波 (内浦純一) やケツ持ちの穴熊ダルマ (千原せいじ) からマトに掛けられる始末。そして、久保寺の一人息子・則夫 (高橋怜也) をも巻き込んだ事態に、アベルは立ち向かうのであった。