1968年12月、ケベック州ルーアン・ノランダ。フランスからやってきた著名な映画監督が、黙する街の人々に言葉を発する機会を与えようと試みる。監督と共にモントリオールからやってきたポールを中心に、マリーとそのボーイフレンド、ミシェルが加わり、ビデオという便利な新技術を利用した撮影チームが形成される。彼らは、地域の学生や、林業に携わる人々、未成年者、女性などを取材し、社会的テーマに関する様々な質問をしてゆく。ミシェルが革命に目覚める一方、マリーのほうはポールに夢中になり、一緒に旅を続けたいと願うようになる…。
