日中戦争下の1941年。中国軍は日本軍の猛攻撃にさらされ圧倒的不利な状況に立たされていた。最後の砦である重慶では度重なる爆撃によって壊滅の危機にあった。そんな中、米軍のジャック・ジョンソン大佐(ブルース・ウィリス)は日本軍と戦うべく中国人の空戦部隊を指揮する。しかし、中国人航空兵たちは知識も経験も乏しく、最新鋭のゼロ戦を操る日本軍に到底立ち向かえる状態ではなかった。はたしてこの難題をいかに乗り越えていくのか、大佐の力量が問われようとしていた。一方、中国軍諜報部の密命を帯びたガンタウ(リウ・イエ)はある重要機密を携え、陸路で戦火の重慶に向かっていた。